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ローン・クレジットの審査や返済について解説します。

住宅ローン破産を避けるための5つのポイント~

どうもさげ子です。

 

この間、友人が新居を建てましたので、旦那と二人で引越しの手伝いに行きました☆-( ^-゚)v

 
 
お金のことでギスギスしてるらしく
その原因が住宅ローンらしいんですね…
 
 
 
私は
住宅ローンが組る=夢のマイホームライフ
が送れると思っていたのですが
 
 
 
昨今は
住宅ローンが原因で
破産する世帯が増えているようです。
 
 
では、住宅ローン組むうえでの留意点をまとめます。
 
 

住宅ローンの借入可能額=返せる額ではない

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例えば
変動金利0.775%で3500万円
を借り入れしたとします。
 
当初の支払額は95,172円の支払いになります。
 
 
しかし、5年後
金利が0.5%上がると103,349円の支払に。
 
ひと月8,000円以上も支払額が増えてしまいます。
 
今はマイナス金利と言われているほど
稀に見る低金利ですから
将来的に見て金利が上がる事は明らかです。
 
 
 
”変動金利で組んだら
ギリギリ家計も回せる!”
 
 
 
この考え方は危険です。
 
 
 
”今の家賃と同じ支払額で
住宅ローン組めますよ”
 
 
 
 
将来的には家賃以上の金額になるかもしれません。
賃貸と違って、住宅ローンは借金である事を忘れずに。
 
 

払えなくなったら借換えという手もある

「じゃぁ、借り換えたらいい!」という考えもあります。
しかし、借り換えの際にも現金で用意しないといけないお金が出てきます。
 
 
家計が圧迫されているのに現金で用意できるのでしょうか…?
 
ローンを借りる上で、甘い考えはしないでおきましょう。
 
   
 
 

将来的に増える支出を考える

住宅ローンを組まれる方の大半が
30~50代の稼ぎ時の年齢に
組むことが殆どです。
 
このとき、お子さんがいる家庭なら
小さいうちに住宅を購入される方が多いのでは?
 
 
しかし
5年後
同じ給与水準を維持できるのでしょうか?
  • 会社の業績不振でボーナスカット
  • 政府の改革で残業が出来ない
  • 病気をしたことにより転職した
このご時世、収入が減らない保証はほぼ無いです。
 
 
またその頃には子供も成長し
中学生にもなると塾や家庭教師などの
教育費が家計を圧迫するようになります。
 
 
 
生活費も上がる中で、住宅ローンの返済額も上がり
給与水準が同じか、低くなってしまえば
正直きついですよね…
 
 
 
 
   
 

現金で用意しないといけないお金もある

不動産会社へ支払う手付金や
住宅ローンを組むにあたっての諸費用
また引っ越し費用など
 

住宅の3~10%程度

現金が必要になります。

 
それで貯金を使い果たしてしまうケースが多いようです。
 
貯金は
将来のリスクへの蓄えの為
とっておきましょう。
 
 
 
 

注文住宅の場合、外構は別料金になる事も。

「3600万円コミコミで出来ますよ」
という営業のセールストーク。
 
実際は
家自体を建てるのに3600万円、外構は別料金
という事も多いようです。
 
外構工事は結構高いです。
 
しっかりと契約前に確認しましょう。
 
   
 

住宅ローン以外にも払わなければいけない支出がある

購入から10年後
住宅自体が悲鳴を上げるようになります。
 
住宅設備の故障、シロアリの発生など
高額なメンテナンス代を払わなければいけません。
 
 
マンションの場合
共益費や管理費・駐車場代が
ローンとは別途かかってきます
 
 
管理費は値上げされることもあるようなので
家計ギリギリの金額でローンを組むのは控えましょう。
 
 
 
以上5点を踏まえて
よく考えて契約してください。
 
 
 
今の時点で、
 
 
”住宅ローンを頭金なしのフルローンで組んだら
返済額が家賃と一緒だし、今の家計でも払える。”
 
 
しかし数年後に
同じ収入・同じ支出内容という事はありえません。
 
 
近年類似したケースで住宅ローン破産をする人が増えているようです。
 
将来の事をしっかり見据えて、ローンを組みましょう。